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パパ活は違法(犯罪)?売春・援助交際との違いを小林芽未弁護士が解説! | パパ活マニュアル

更新日: 投稿日:2019/09/30

この記事を書いたパパ活女子
パパ活ユイ
パパ活女子詳細
パパ活ユイ
パパ活ユイ
都内でパパ活とギャラ飲みしている27歳♪HERMES大好き♡パパ活最高日給300万円。これからパパ活をはじめる女の子が正しい知識を持って安全に活動できるように私の経験が少しでも役に立てたらと思います。
肉体関係を持つパパ活は売春と同じで違法になるのでは?ご飯だけでもお金をもらうので援助交際になるのでは?という疑問について、専門弁護士が違いや危険性についてわかりやすく解説しました。また、安全に合法なパパ活をするための条件をまとめています。

パパ活の定義とは

パパ活とはお金に余裕のある男性とご飯やデートを行い、対価としてお手当(お金)をもらう活動のことです。

肉体関係を一切持たずに食事やデートのみでお手当をもらうというのが、パパ活の本来の定義です。

しかし、実際のところ『お手当の金額次第で肉体関係に及ぶパパ活女子』『体の関係を持たずにご飯やデートのみでお手当をもらうパパ活女子』の2パターンの活動方針を持つ女性に別れていることが実態です。

モラルの面はさておき、パパ活は法律的に問題ないのでしょうか?

出会い系サイトや男女のトラブル・離婚問題に注力している弁護士、S&M法律事務所の小林芽未先生に教えて頂きました。

この記事の監修
小林芽未
小林芽未
都内の企業法務を取り扱う法律事務所で勤めた後、2017年に東京神田にてS&M法律事務所を開設。大学時代に心理学を学んだ経験を活かし、一般民事事件・家事事件などの相談に応じる。特に男女トラブルには注力している。 保有資格・スキル: APCカウンセラー認定講座修了,宅地建物取引主任者,愛玩動物飼養管理士 趣味 :猫

パパ活は違法?援助交際・売春との違い

パパ活は違法?売春・援助交際との違いを弁護士がわかりやすく解説!

小林先生、パパ活と売春の違いが曖昧でよくわかりづらいのですが、違法性はないのでしょうか?


結論からお伝えしますと、パパ活は違法ではありません。しかし、いくつか注意すべき点があるので具体的に下記で解説していきますね!

売春とは?

「売春は罰せられる」からやってはいけないということは、みなさんが知っていることではないでしょうか。

しかしながら、具体的にどのような行為が売春というのか、罰せられるのは誰なのか等細かな知識まで持っている人は少ないと思います。売春に関しては、売春防止法により規定されてます。

まず、「売春とは何か」ということについては、売春防止法2条に「対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交することをいう。」と定義づけられています。つまり、売春とはお金を目的として不特定の相手と性行為をすることをいうのです。

また、売春防止法3条には「何人も、売春をし、又はその相手方となってはならない。」と規定されています。そして4条以下で処罰され得る具体的行為が示されているのです。

例えば、勧誘や売春のために場所を提供することなどが処罰の対象となっています。

援助交際とは?

「援助交際」も、売春とほぼ同じ意味で使われている言葉ではないでしょうか。

ただ、中学生や高校生など18歳未満の女子がおこなっているイメージが強いと思われます。携帯電話やインターネットの普及に伴い、手軽に売春相手を見つけられるようになったことから世間に広まり、一時は流行語大賞にも入賞するほど人々に認知されるようになった言葉です。

パパ活と売春(援助交際)の違いは性行為

そして、パパ活と売春(援助交際)の大きな違いは、パパ活がお金をもらって「性行為」をすることを目的としていないことにあります。本来パパ活は食事やデートのみを行い、対価としてお金をもらう行為であり、「性行為」は行わない活動方針です。

肉体関係(性行為)を持つパパ活は違法なの?

パパ活が性行為を目的としていなかったとしても、パパ活をする女性の中にはパパと肉体関係を持っている方もいます。

しかし、交際をしている特定のパパと性行為をするのであって「不特定」の相手と性行為をするものではないため「売春」にはあたりません。また、そもそも売春防止法は売春をさせられている女性を守るための法律なので、売春防止法により処罰されることはありません。

売春防止法で処罰の対象とされているのは、女性を管理する人間です。2人が同意して性行為におよんでいたのであれば、処罰の対象となることはないのです。

パパ活の肉体関係は恋人や愛人と何が違うの?

パパ活という関係は、その呼び方こそ違いはあれども実質的には恋人や愛人と変わるものではありません。

「売春」という言葉の代わりに「援助交際」という言葉が使われるようになったのと同様に、パパ活という言葉がわかりやすくまたイメージしやすいことから広く使われるようになってきたのではないでしょうか。

パパ活はどこまでが合法でどこまでが違法なの?

お相手が18歳未満でない限り、お金を払って食事やデートをしても処罰されることはありません。

また、肉体関係をもったとしても、お互いに同意のうえであれば問題とはなりません。ただ、相手の同意を得ずに無理やり性行為や性交類似行為を行うと強制性交等罪(かつての強姦罪)強制わいせつ罪などの刑法上の罪を負うこととなります。

未成年のパパ活・補導について

ただし、相手が18歳未満であった場合には、出会い系サイト規制法、児童売春・児童ポルノ処罰法などで処罰されることがあります。

出会い系サイト規制法では、出会い系サイトの掲示板で18才未満の少年少女に対して交際を求める書き込みをすることが禁止され、これに違反した場合には処罰の対象とされています。児童売春・児童ポルノ処罰法では、18歳未満の相手にお金を払って性行為や性交に類似する行為をした場合には、たとえ同意があったとしても処罰の対象とされています。

つまり、18歳未満かどうかがポイントとなっているのです。


パパ活ができる年齢と条件をあわせてチェックしてみてね!

風俗やソープランドは売春で逮捕されないの?

先生、なんで不特定多数と関係を持つ風俗やソープランドは違法じゃないんですか?


ヘルスやデリヘルの場合には、性行為(本番行為)はなく売春になりません。またソープランドは本番行為が行われていますが、あくまでそれは建前のもとに成り立っているからです。

ヘルスやデリヘルの場合には、性行為をすることはありません。

性器挿入行為を伴なわずに手や口での性的サービスを行っているだけなので、売春とはならないのです。また、ソープランドでは性行為いわゆる本番行為が行われていますが、これはあくまでも「お風呂場で出会った男女が自由恋愛の末に性行為に及んだ」という建前のもとでされているのです。 

パパ活のお手当は税金の課税対象になる?

パパ活は違法?売春・援助交際との違いを弁護士がわかりやすく解説!

先生、パパにもらったお金は現金で受け取るので税金の申告をしなくてもバレないと思うのですが、ダメですか?


結論からお伝えすると、申告の義務があります。バレた場合には、後から多額の税金の支払いを求められるので必ず確定申告をしてください。


パパ活の場合、会社からの給料と違って毎月の明細書などは渡されません。それに、お手当が手渡しされることも多く、『税金申告なんかしなくても言わなきゃバレないんじゃないか』と考える方もいるかもしれません。

しかし、パパ活でもらったお手当も税務署へ申告しなくてはなりません!

申告をしていないことが税務署にバレてしまったら、後から多額の税金の支払を求められます。そうならないためにも、パパ活のお手当が年間110万円を超えた時には,必ず確定申告をしましょう。この時の区分は「贈与」となり、手当てを受け取った方が贈与税を支払います。

パパ活でもらったお手当に金額がわからなくならないように、しっかりと記録をつけてくださいね。

既婚者パパの妻は慰謝料の請求ができる

先生、パパが既婚者で奥さんがわたしに慰謝料を請求してきた場合、払わないといけませんか?無視すると裁判になるのでしょうか?


慰謝料を請求されたとしても、素直に応じる必要はありません。状況によって支払いを免れたり、支払金額を大幅に減額したりできるからです。


既婚者のパパの奥さんにパパ活をしていることが知られてしまった場合には、奥さんから慰謝料請求をされることがあります。

そもそも、慰謝料が請求されるのは「法によって守られるべき利益」が侵害されてしまったからです。奥さんとしては、パパ活によって「結婚生活」という法律上の利益が侵害されてしまった=壊されてしまったから慰謝料請求をするのです。

なお,不倫があった場合の請求金額の相場は、一般的には50万から300万程度とされています。ただ、慰謝料請求をされたとしても請求されるがままに支払う必要はありません。具体的状況によっては、支払を免れたり、支払金額を大幅に減額したりすることもできます。

参考となる判例としては、いわゆる「枕営業事件」というものがあります。

この事件は、お客さんと肉体関係のあったクラブのママに対して、それを知ったお客さんの奥様が損害賠償請求をしました。ところが、裁判所は奥様からの請求を認めなかったのです。
この裁判例に対しては様々な意見があるところですが、興味深いのは判旨の中で「ソープランド」や「売春」について言及がされているところです。

判旨の一部を引用しますが、

「ソープランドに勤務する女性のような売春婦が対価を得て妻のある顧客と性交渉を行った場合には、当該性交渉は当該顧客の性欲処理に商売として応じたに過ぎず、何ら婚姻共同生活の平和を害するものではないから、たとえそれが長年にわたり頻回に行われ、そのことを知った妻が不快感や嫌悪感を抱いたとしても、当該妻に対する関係で、不法行為を構成するものではないと解される」

と示されています。

やはり、損害賠償請求が認められるかどうかは,婚姻共同生活が害されたかどうかが問題となっていますね。慰謝料請求をされるようなことがあれば、まずはすぐに弁護士など法律化に相談しましょう。

安全にパパ活するための注意点

先生、安全にパパ活をするために何に注意すべきか、法律家の視点からアドバイスをお願いします!


安全にパパ活をするためには、相手の素性を把握しておくことが大切です。

安全にパパ活をするためには、やはり相手がどこの・誰なのか、その身元をしっかり知っておくことが必要です。

また、言った言わないの争いにならないように、二人の決め事はメールなどで残るようにしておいた方が良いでしょう。肉体関係を持つのであれば、望まない妊娠をしてしまう可能性もあります。出産するにしても中絶するにしても女性側に大きな負担が伴うので、避妊対策にもしっかりと意識を向けてください。

パパ活を検討している女性に弁護士先生から一言

最後に、これからパパ活をはじめる女性に先生からアドバイスをお願いします!


他の人と密な関係になるということは、大きい小さいはありつつも常にトラブルはついて回ります。
その関係がパパ活であることに限らず、きちんとした出会いを経たカップルでも結婚をした夫婦でも変わりません。しかし、パパ活をする上では関係性が不安定という問題があります。

危険なことから自分を守るためにも、いつでも相談できる相手を作っておくことは大切です。もちろん、法的な権利・義務のことであれば弁護士に相談してみてください。

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