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パパ活を卒業してもつきまとう性病のリスク、P活女子の「その後」 | パパ活マニュアル

更新日: 投稿日:2020/02/11

この記事を書いたコラムニスト
トイアンナ
コラムニスト詳細
トイアンナ
トイアンナ
慶應義塾大学卒。P&Gジャパン、LVMHグループでマーケティングを担当。独立後は主にキャリアや恋愛について執筆しつつマーケターとしても活動。新著『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』が2万部を突破。外資勤務経験から就活相談を受け、自分が恋人を次々と無職にした経緯から恋愛相談をいただき……相談累計は1,000人以上
ある調査によると、20~30代の女性のうち11.1%が「現在パパ活をしている」という。パパ活とは「夫や恋人以外の年上男性と、お金をもらって交際すること」を指す。 一昔前なら、援助交際と呼ばれた関係だ。単にご飯をおごってもらうだけの関係ではなく、別途現金やプレゼントをもらっての関係を指すことも多い。

パパ活で体の関係があるのは4割

パパ活で体の関係があるのは4割
パパ活を「売春」と決めつけるのは早い。
本サイトの調査によると、61%「体の関係なし」でパパ活を実践している。筆者のヒアリング調査でも、同様の割合だ。

むしろ、体の関係がない女性のほうが、お金を稼いでいるフシもある。
「あわよくば関係を持てるかもしれない女性」のほうが、「関係をすでに持っている女性」より男性にとって金銭的価値が高いのかもしれない。なんだか、書いているだけでうんざりする。

そして、パパ活をしている女性のうち、体の関係があるのは4割。決して少ない値ではない。
個人売春とでもいうべき4割については、男性も、女性もさまざまなリスクを負う。中でも無視できないのが「病気」の可能性だ。

パパ活をしていないあなたも、性病かもしれない

「性病になる」経験は、ごくまれな、遊んでいる経験に感じるだろうか?
厚生労働省のデータを見ると、年に約5万件の性感染症が報告されている。しかも、報告数にHIVや肝炎など重い病気は含まれていない。

そして、性病は「遊んでいる人」の病気とは限らない。あなたは、自分の元カレの、元カノの、元カレの、元カノを知っているだろうか?

男性なら元彼女の、元彼の、元彼女を把握しているだろうか。過去に1人でも性病検査をせず遊んでいた人がいるなら、本人はほとんど経験がなくとも感染しうるのが性病だ。

しかも、性病には症状があまり出ないものもある。普通は自分が遊んでおらず、症状もないのに性感染症の検査をすることはないだろう。

だが、一部の性病は放置すると不妊につながる恐れもある。何も知らないまま結婚し、いざ子供を考えたときに自分が不妊で、しかもパートナーにも性病を移してしまっていた……というリスクは誰にでもある。

これを読んでいるだけの「パパ活をしていないあなた」にも、性感染症のリスクはあるのだ。

パパ活は経歴として隠されやすい

パパ活は経歴として隠されやすい
ここからは、パパ活特有のリスクについて語ろう。成人になれば付き合った相手に元彼、元彼女がいるのは普通のことだ。

よほど過去の経歴を聞きたがらない相手と付き合っていない限り、ぽろりと昔の恋が話題に出ることもある。同じコミュニティで恋人を作るタイプなら、元彼・元彼女も知り合いだったり、友人だったりするだろう。

だから、性感染症のリスクもそれなりにわかる。「前の相手にはさんざん浮気されたから別れたって言ってたし、2人とも検査を受けない?」などと、検査も勧めやすい。感染が分かっても「あなたのせいじゃない」とフォローできる。

だが、パパ活の経験は「彼氏に大っぴらに言えるようなもの」ではない。
よほど破滅的な倫理観でも持ち合わせていない限り、パパ活の過去は隠される。過去、こんな女性から話を聞いたことがある。

女性: 今度、3年付き合った彼と結婚するんです。


私 : あれ? 確かパパ活をしていた時期は2年前……。


女性: ええ、パパ活をしていた時期も、彼氏がいました。彼にはもちろん言ってないので、そのへん内緒にしておいてください。彼には私、処女だったと言ってあるので。


えっと……それは、バレなかったんですね?


女性: バレてないと思います。”彼も、私と同じく”女性経験がなかったので。女性経験が少ない男性って、「初めては恥ずかしがるもの」「でも、なんだかんだ気持ちいいと思うもの」なんて、思い込みがありますよね。本当の初体験なんて、死ぬほど痛いし、次に何をすればいいかわからなくて混乱するだけで、恥ずかしがる余裕なんてないのに。


私 : ……なるほど?


このあと、私は彼女の結婚式に誘われたが、遠慮させていただいた。どんな顔をすればいいか、よくわからなかったからだ。

未来を守るために、リスクを考えよう

未来を守るために、リスクを考えよう
本題に戻ろう。パパ活の経歴は隠されやすい。そして、結婚相手に性感染症のリスクを背負わせることとなるのだ。

処女が性感染症に感染するリスクは、あまりない。(※一部、キスやオーラルセックスだけで感染する病気がある)

中には、放置すると死に至ったり、完治せず一生服薬を続けなくてはならなかったりする、重い病気もある。

他にも、血液検査や唾液検査だけでは検出できないものも存在する。「検査さえしていれば安心」というものでもないのだ。

結婚後、それが明らかになったら。しかも、相手にも感染させてしまっていたら。あなたは、パパ活「ごとき」で人生を壊してしまうことになる。

「大人の関係」ありきのパパ活を続けることは、病気のリスクを上げることになる。パパ側も、複数の女性と遊んでいるかもしれない。

風俗と違って、パパ活ではセーフセックスの指導もない。あなたの身を守るのは、あなたしかいない。そういうリスキーな売春が、体ありきのパパ活なのだ。

パパ活を止める権利は私にはないし、言ってもどうなるものでもないだろう。
だが、そのリスクは知っておいてほしい。税金の徴収、病気、性犯罪……これらを背負ってまでパパ活を続けるくらいなら、水商売や風商売のほうが、まだ安全な可能性があることを。